かえって薄毛になってしまう育毛法とは?前編

今はネットという心強い味方がいるので、何かアクションを起こすときにはとりあえず検索をしてから、というスタンスの方は多くいるでしょう。しかしその情報の中に、時には誤っているものもあります。それを鵜のみにして実行していると、効果があるどころか逆効果になってしまう事もあるのです。

今回は薄毛にスポットを当てて、やってはいけない育毛法をお教えしたいと思います。うっかりやってしまうものが多いので、当てはまっている方もいるかもしれません。

頭皮を叩いたり爽快感を与えたりする

知識がないとは言え、メディアなどで誤った知識が拡散されてしまうケースは多くあります。これはどの事象にも言え、もちろん薄毛関連にも同じ事がいえます。

「頭皮に刺激を与えると毛髪が生える」という漠然としたイメージを持ち、育毛法として毎日行っているという方は意外と多いものです。また血行を良くする=爽快感のある薬品を使うというケースもありますが、これは全く根拠がないどころか頭皮を傷つけてしまうので、逆効果なのです。

頭皮専用のブラシなどが販売されているのですが、それは叩くのではなくマッサージをするための製品なので気をつけましょう、また刺激の強い薬品は頭皮に爽快感を与えてくれますが、頭皮から熱を奪ってしまうので血流が悪くなってしまう場合もあります。これらの製品を使い続けていると毛根が脳を冷やさないように、頭皮の皮を厚くしてしまう可能性も考えられます。

頭皮に振動を与えるなどのマッサージ

叩くのがNGであれば振動はどうでしょうか?叩く、薬品を使った刺激と同じようにやってしまう方が多いのですが、この振動というのはいわば頭皮に摩擦を与えている事になります。継続的な摩擦を起こす事で、頭皮の皮がすりむけてしまいます。それを防ごうと毛根が皮脂を分泌させるのですが、皮脂が過剰に分泌される事によってかゆみやかぶれを引き起こしてしまいます。

また皮脂と雑菌が混ざり合うと、嫌な臭いを発してしまいます。トラブル、育毛法の面から見ても振動や摩擦は厳禁です。マッサージを行う場合は指の腹を使って優しく揉めばこれらの刺激を与える事なく、頭皮の血行を活発に出来ます。

ちなみに血行が良くなれば薄毛や抜け毛に効果がありますので、入浴時や就寝前にマッサージをする習慣をつけると良いでしょう。スカルプやオイルを使ったクレンジングもおすすめです。

電気器具を頭皮にあてる

薄毛や抜け毛に効果があると言われている電気器具ですが、製品によっては逆効果を及ぼしてしまうケースもあります。最も恐ろしいのが高い周波数を持った電気器具を長時間当てる事で、頭皮の深部にある皮下組織が変質してしまいます。一度変質、または破壊されてしまった組織は元に戻らず歪な状態のまま、毛髪へ栄養を送ったり動いたりします。そのため、うまく栄養が行き渡らなくなる、または時間共に脱毛が加速してしまうケースもあります。

また育毛剤を浸透させる機材の中には、皮膚のバリアを破って無理やり薬品を浸透させるものもあります。頭皮は大変デリケートですので、刺激の強い薬品が入る事で傷ついたり、時には化膿してしまったり場合もあるのです。トラブルが生じた回復をすべく栄養を使いますので、毛髪に行き渡る分が少なくなってしまうのです。

まとめ

薄毛予防にと思ってやっている事が育毛法どころか脱毛を加速させ、且つ頭皮の健康を脅かしているなんて恐ろしい話です。誤った知識は逆効果を招いてしまうので、毛髪の健康を考えるのならまずは正しい知識を身につけましょう。全ての製品や手法が悪いという事ではありませんが、大前提として頭皮を触る、またはケアする場合は必ず優しく扱う事です。

こする、引っ掻く、叩く行為はNGですし、強い刺激は頭皮を委縮させてしまいます。また機材を使う際にも、肌に優しいだけではなく、無理に皮膚や頭皮に入り込まないタイプがベターです。