植毛した毛が定着するまでどのくらいかかる?

薄毛対策として「かつら」を着用することが一般的ですが、かつらは薄毛の根本的な治療ではありません。薄毛に悩む人たちも、出来るなら以前のように自分の髪の毛を取り戻したいと思っているのではないでしょうか。そんな人たちの望みを叶えられるのが自毛植毛なのです。自毛植毛であれば施術後、植毛した箇所が定着すれば他の髪の毛と同じように自然に生え変わる、そんなサイクルを取り戻すことができるます。

植毛の施術の種類

植毛の種類は大きく「自毛」と「人工毛」に分かれます。しかし、当然ながら人工毛はその後の自然なサイクルになることはありません。ここでは、自毛植毛についての施術の種類を説明します。

自毛植毛の施術の種類としては、ニードル法、ストリップ法、ダイレクト法の三種類があります。ニードル法は、細い針を使用して穴を開けて1本ずつ移植をしていきます。メリットは傷跡が目立たない点ですが、1本1本作業してくので、手間がかかることと移植できるのは細い髪に限られているのがデメリットです。

ストリップ法は、髪の毛を頭皮ごとメスで切り取り移植する方法で、他の施術方法よりは時間も費用も抑えられますが、メスで切るので傷跡が目立つのが難点です。ダイレクト法は、機械を使って移植をします。傷跡が小さく目立ちにくいというメリットがあります。

植毛の定着期間はどのくらい?

自毛植毛の施術後に髪が定着する期間は、個人差はあるものの2週間もすれば、ほぼ定着すると言われています。しかし、それまでに強い刺激などが加わると定着率が下がるので注意が必要です。

施術後に植え込みした部分が痛んだり、かさぶたが出来たりしますが、2週間のうちには治まってきます。自毛植毛での「定着」とは、埋め込んだ髪の毛がそのまま根付くことを意味していますが、自毛植毛が成功したかどうかは、ただ植えこんだ髪の毛が抜けなければいいのではなく、その後植毛した髪の毛が正常に育ち、薄毛が改善されて初めて成功したといえます。

しかし、そのためにはやはり植えこんだ髪の毛の定着率を上げる必要があります。施術後6カ月~1年後くらいには、埋め込んだ髪の毛が周りの髪の毛とも馴染み、普通に美容院などでのヘアカットなども可能になります。

施術後のケアはどうすれば良い?

では、定着率を上げるためのケアはどのようにしたらよいのでしょうか。施術当日は、入院することなく自宅へ帰ることができます。入浴は可能ですが、シャンプーは止めておきましょう。翌日からシャンプーも出来ますが、ごしごし洗うようなことは避けましょう。なるべく刺激を与えたくないので、シャンプーを洗い流す時もシャワーよりも手でお湯をかけるなど考慮しましょう。

どの施術方法でも埋め込んだ頭皮にはかさぶたが出来ます。かさぶたが痒くなったり気になったりと、つい引っ掻いたり剥がしてしまう人もいますが、かさぶたと一緒に定着前の髪が抜けてしまう恐れがあるので、かさぶたを触るのは止めましょう。

施術後も日常生活は送れますが、まだ完全に完治していないと傷が開いてしまう場合もあるので、激しいスポーツやアルコールも施術後2週間くらいは控えるようにしましょう。

まとめ

自毛植毛の成功は、植え込んだ自毛が定着し、今までのように毛が育ったり生えたりすることです。施術自体は日帰りで行うことが出来、入院する必要もありませんので、すぐに日常生活を送ることが出来ます。ですが、自毛の定着率を上げるためには施術後の日常生活とケアが大事です。特に頭皮に刺激を与えるようなことは避け、入浴や運動などにも注意が必要です。術後に自毛が無事定着すれば、元のように自分の好きなヘアスタイルなども楽しむことが出来るので、この期間のケアはとても大切です。