女性が薄毛になる原因とは?

いわゆる薄毛という症状は、世のイメージ的に男性特有のものと思われがちですが、女性も昔から抜け毛、薄毛には悩まされてきました。頭頂部から、あるいは生え際から薄くなってくる男性と比べて、女性は全体的に薄毛になっていく傾向があります。生理、出産、更年期、さらには男性中心の社会の中で生きていくが故のストレス…そこには男性とは違う、女性特有の事情があります。それを知れば、もしかしたら、薄毛を防止する対策になるかもしれません。

ヘアースタイル

現代では男性が髪の毛を長く伸ばしても、あまりおかしく見られない世の中になりましたが、それでもロングヘアは圧倒的に女性に多い傾向にあります。そうした長い髪を、オシャレのために髪型をあれこれと変えられるのも女性ならではですね。ポニーテールにしたりお団子にしたりと様々なヘアスタイルが存在します。魅力あふれる髪型にすることはとても素敵なことですが、残念なことに、髪を結んだり縛ったりすると髪に過度な負担をかけてしまいます。
そんな負荷をかけた状態を毎日続けていると、たくさんの髪の毛が抜けて薄毛の原因になってしまうのです。
また毎日、同じ髪型にしているのも危険です。かわいいと言われたからと言って、前髪を同じ配分で分けるなど、いつもお決まりの髪型をしていると、常に同じ場所に髪の重みがかかって、その場所から薄毛になっていきます。薄毛を避けるのであれば、毎日違う髪型をするのがよいかもしれません。

過度なダイエット

これも男性女性に限ったことではありませんが、女性に多い傾向にあるのがダイエット、それも極端なダイエット方法です。例えば、食事制限を伴うダイエット。髪が成長するには十分な栄養が必要です。そんな中、栄養が取れないとなると当然ですが、髪は生まれてきませんし、成長もしません。栄養が行き渡らないので、生えている髪の毛も十分に成長しないまま、抜け落ちてしまいます。

また、運動をしないで食事制限だけをしていれば、基礎代謝が落ちて筋肉量も減ります。筋肉がなくなると体のエネルギーが作り出せず、体が冷え、血行が悪くなります。毛根に栄養が届かず、それが薄毛につながってしまうのです。
せっかくきれいになりたいと思ってダイエットをしているのに、薄毛になってしまっては台無しです。ダイエットをする時は、しっかりと栄養バランスを考えた食事をして適度に運動をするのが1番です。

更年期性

更年期に、薄毛に悩まされる女性も多くいます。更年期とは、閉経を迎える前後10年間の時期です。30代をピークに更年期に入ると、女性らしさを保つためのホルモンであるエストロゲンはぐっと分泌量が減ります。このエストロゲンは髪の毛の成長を促したり、その成長期間を持続させたり、髪の毛のツヤとハリを向上させたりという女性らしさを保つ役割を持っています。

そのため、そのエストロゲンの分泌量が減ると、結果健康な髪が作られなくなり、薄毛となるのです。こればかりはどうしようもない、避けられない女性としての運命のようなものです。しかし、規則正しい生活をすることで更年期の抜け毛も防ぐことはできます。また、不足した女性ホルモンを補充する更年期障害の治療などもあるようです。

まとめ

薄毛と言うと、女性より男性の代名詞のように思えますが、ここまで見てきたように実は髪の毛の悩みについては、男性よりも女性のほうがずっと深刻ではないでしょうか。見た目を気にして、ウィッグや増毛などを、利用されている方も多いように思います。

しかし、ちょっとした気遣いや生活習慣の改善などで、こうした薄毛への対策は可能です。ただそれだけではちょっと対処が難しいという方は、発毛サロンやクリニックへ行って、カウンセリングを受けるのも1つの手段かもしれません。