発毛にはホップが効果がある?

ビールの原料として知られるホップ。「飲みすぎ注意」というイメージが強いかもしれませんが、最近になってエキスで発毛効果が期待できるというデータが注目されており、早くも発毛剤などに取り入れられています。エキスによって髪の毛が育ちやすくなるメカニズムや使用上の注意点などをまとめました。お酒好きの人にとってはまたとない朗報となるかも?

ホップとは?

ビールはホップからつくられるというのは、お酒好きの方にとっては常識かもしれません。つる性のハーブの一種で、アサガオのようにつるをのばすことによって成長していきます。花の部分である球花を加工し、エキスを抽出して原料としてくわえたものがビールとなります。ファインアロマ、アロマ、ビターなどの種類があり、ホップの種類によってビールそのものの風味や味わいが大きく変わってきます。

もっともビールらしい味わいが楽しめるのはファインアロマと言われており、より大人の味わいのビールがお好みの方にとってはビターのほうがおいしく感じられるかもしれません。ちなみに、ホップそのものにはアルコールは含まれておらず、単体で口に入れると渋みや苦みだけがいつまでも口に残ります。

ホップの効果

最近ではAGAやFAGAの治療効果が期待されているホップですが、実は、以前から糖尿病の改善など幅広い医学的効果が注目されていました。また、高い鎮痛作用や抗炎症作用があることもわかっており、古くはエキスをケガの治癒に利用していた地域があるとの記録が残っています。身体への作用ばかりでなく、心を落ち着かせる効果があると考えられており、エキスを精製してアロマオイルやエッセンシャルオイルとして皮膚に塗布することでリラックス効果が得られるというデータもあります。

このように幅広い効果があり、発毛作用も期待されているホップですが、皮膚への刺激が強いというデメリットがあり、うつ病の傾向がある人はあまり塗り込まないほうが良いとも言われています。エッセンシャルオイルは市販品としても手軽に手に入りますが、使用前は必ず皮膚との相性を確かめるようにしましょう。

ビールで発毛が可能?

ホップエキスで発毛効果が期待できるとされているのは、含まれる成分が女性ホルモンと同じ働きをし、薄毛を進行させるホルモン「5aリアクターゼ」をおさえこんでくれるためです。ホップに発毛効果があるのならビールを飲んでも発毛につながるのではと思われるかもしれませんが、それはちょっとした早合点というものです。

確かにビールはホップを主原料としてつくられていますが、それ以上に糖分なども豊富に含まれており、ビールばかりを飲んでいると糖尿病のリスクが高まり、かえって不健康になってしまいます。

とくに生活習慣病の傾向がある人はビールの摂取をひかえたほうがよく、ビールそのものには発毛効果がないと考えておいたほうがよさそうです。なお、ホップの発毛効果についてもきっちりと証明されたわけではなく、未だ研究途上にあることは認識しておいたほうが良いでしょう。さらに痛風にも注意が必要で、もともと尿酸値が高い人にはビールはおすすめできず、病院でも摂取を制限される可能性があります。

まとめ

ここ最近発毛効果が注目されはじめたホップ。以前から糖尿病の改善や炎症の抑制に効果があることは知られており、アロマオイルとしても重宝されていました。発毛効果については現時点ではまだ研究段階にあるので効果を過信せず、自分の皮膚との相性に注意しながら、上手に日ごろのケアに取り入れましょう。