薄毛と肥満の関係性

年齢を重ねるにつれ、抜け毛や頭皮が気になりだし、更にはお腹の脂肪も気になってきたという人は少なくないと思います。太ってきた上にハゲてきた、とWパンチで危機的な状況の男性の皆様は特に要チェックです。昔から「太っている人はハゲやすい」というのはよく言われてきたものですが、果たしてそれは本当なのでしょうか。ここでは肥満と薄毛の関係性や因果関係をご紹介していきます。

薄毛と肥満の関係性

薄毛と肥満というのは実は関連性があると考えられています。要するに痩せている人より太っている人の方が薄毛リスクは高いと言えます。なぜかというと「男性ホルモン」が大きく関係してきます。肥満の方は「インスリン」という血糖値を下げる効果のあるホルモンの働きが悪くなってしまいがちです。このインスリンの働きが悪くなると、人はその分をリカバーしようと体内でインスリンを多く分泌してしまうのだそうです。

インスリンの分泌が多くなると、今度は「SHBG(性ホルモン結合グロブリン)」の生成が抑えられてしまうのです。このSHBGが少なくなると薄毛が引き起こされてしまうメカニズムがあるのだそうで、肥満によって崩れたホルモンバランスが薄毛を促進させてしまっていると言えます。

肥満だから薄毛になりやすいというわけではない

太っている人はそうでない人に比べ高血圧な傾向にあります。何故血圧が高くなるのかというと、脂肪や贅肉によって身体の血管が圧迫されることで血圧が上がってしまうからです。血圧が上がれば当然、頭皮の血管も圧迫されますので毛根にまで十分な栄養が行き渡らず脱毛のリスクも高くなります。また肥満になることで体内の脂肪が血液の中に回ってしまい、毛細血管にまで必要な栄養分が届きづらいというのも関係しています。

しかしそんな高血圧と脱毛の関係性が双方で緩和される偶然の発見もありました。高血圧を抑制する「ミノキシジル」という薬は、元々は高血圧を治療する薬でした。しかし何故だか患者の薄毛が緩和される作用があることが発見され、「ミノキシジル」は薄毛にも効果的だということがわかりました。

適度な運動で血の流れを良くしよう

太っている人で日常から運動しています!という人は少ないと思います。要するに、肥満の大きな原因の一つとして運動不足も挙げられます。単に1日で食べているカロリーを1日の運動量が下回るから太っていくわけです。そして太っていくことで健康への弊害は様々出てきますし、薄毛もその中の一つと言えます。また、運動をすることで血行が促進され、肩こり、冷え性の改善にもなりますし、もちろん薄毛の防止にも繋がります。

また運動をすることによって、テストステロンが増加します。このテストステロンの増加が生毛効果に繋がっていくと言われています。運動不足が続き肥満が進行すると、薄毛も進行しやすく、運動不足と肥満のスパイラルは頭皮にとっては最悪の循環だと言えます。少しずつでも運動して血行を良くし、毛髪を労わっていきましょう。

まとめ

太っているからと言って一概に薄毛になるというわけではありませんが、肥満によって血管が圧迫されることで脱毛との因果関係が見えてきました。肥満というのは頭皮には勿論、健康にも悪影響を及ぼしますので、身体が重たくなってきたなと感じたら、日々適度な運動をするように心がけ、これ以上太らないようにしましょう。また油物は控えるなどして、体重を少しずつ減らすよう努めてみてはいかがでしょうか。繰り返しになりますが、1日の運動量を上回るカロリーは摂取しないようにすれば良いだけのことです。少しずつ意識して生活を送ってみてください。