発毛や薄毛のメカニズムとは何?また、ストレスは関係するのか?

発毛や薄毛になる仕組みは、様々なサイトで目にする機会も多いと思いますが、ここではなるべく分かり易く簡単に説明します。また脱毛には色々な要因があると言われますが、その一因がストレスとされていますので、併せて気になるストレスと薄毛、また円形脱毛症との関係についても明らかにして行きたいと思います。ご自身の毛髪ケアに、役立てて頂ければ幸いと考えます。

発毛、薄毛のメカニズムを知ろう!

まず、毛髪の頭皮に埋もれている部分を「毛根」と言い、この毛根が発毛や薄毛に大きく関わっています。

次に発毛のイメージですが…
例えば、花の球根を思い浮かべてもらえば簡単に想像できると思います。球根からモジャモジャ伸びている根の部分が「毛細血管」に当たり、根のすぐ上の丸い球根の底が「毛乳頭」という部分に当たり、根である毛細血管から運ばれて来た毛髪を作る栄養分を、毛乳頭で受け取る仕組みです。
そして毛乳頭の周辺に点々と散在した「毛母細胞」が、その栄養分を使って細胞分裂を繰り返しながら毛髪を成長させます。

更に毛髪には「ヘアサイクル」があり、「成長期」に2~5年かけて毛根を太く成長させ、「退行期」に2~3週間かかって毛根が退化し、「休止期」に入って2~3か月で脱毛するという事を繰り返すのです。

このヘアサイクルが正常でなくなると成長期が大幅に短縮され、まだ育ちきれない内に退行期に入ってしまい、しかも退行期も短縮されて即、脱毛となってしまいます。短縮でのサイクルが繰り返されて、やがて薄毛に至ってしまう訳です。

発毛を阻害するストレスの影響とは

先述した様に毛髪は、毛細血管から送られた栄養分を毛乳頭が受け取り、毛母細胞がせっせと髪の毛を作る作業を正常に行っている内は、例え抜けても再び生えて来るものです。

ところが、ストレスを受けて自律神経に乱れが生じたり、筋肉が緊張したりすると血管が収縮を引き起こします。そうなると血流が減少し、血行も悪くなります。
結果、毛髪に充分な栄養が行き届かなくなるので生えて来る毛髪が弱り、脱毛し、薄毛になっていく、という事態に陥ってしまう危険があるのです。

ただ、あまりに抜け毛や薄毛の心配ばかりをしてしまっても、それ自体がストレスになり兼ねませんので、考え込むよりは思い切って医療機関やサロンで相談してみるのも、一つの手段だろうと思います。

ストレスは溜め込まず、そして上手に付き合っていきたいものです。

円形脱毛症とストレスの関係性は

円形脱毛症・軽度の治療は、血流改善を行い、頭皮に刺激を与え、併せてストレスの軽減を図るといったもので、通常2~3か月程で治まるそうです。
こういった事から、円形脱毛症にはストレスが関わっていると言われています。

ですが、そればかりでなく遺伝子タイプによる体質という可能性もある様です。発症年齢や性別に関係なく、赤ん坊から高齢者まで全てに発症する事があると言います。発症のキッカケは、インフルエンザや風邪といったウイルス感染症、花粉症やアトピー性皮フ炎というアレルギー疾患、出産、ケガ、身体的ストレス(疲労)などなどです。

重症化すると、脱毛が頭髪に留まらず全身に及ぶと言います。治療も長期を要し、命に関わる病気ではありませんが再発率が高く、また心的ダメージが心配される病気ですので、円形脱毛が2~3と多発していたら早期に医療機関を受診し、適切な治療を施す事が大切となります。

まとめ

ストレスによる「脱毛」の動物実験では、重いストレスをかけた時、半日程で毛が抜けたという結果が報告されたと言う事です。これによってもストレスと脱毛は関係していると言われています。

ところが、ストレスによる「円形脱毛症」のメカニズムはハッキリと確定していないのだそうです。本文中に記した通り、円形脱毛症にはキッカケとなる疾患があり、本来ならそれらから身を守るべき免疫が、自分を攻撃してしまう自己免疫反応が強まる「自己免疫疾患」の一つだと言われています。

しかしキッカケにストレスが挙がっている以上、身体的または心的にストレスを感じたなら、何を置いても最優先でリフレッシュを心掛ける事が大切でありましょう。