寝れば寝るほど髪が生える?発毛と睡眠の関係性まとめ

年齢とともに増える薄毛の悩み、最近では加齢によるものだけでなく、若年層の脱毛症に悩む人も増えています。十分な休息は体の再生や髪の毛の成長を促進させますが、忙しい日々の生活や人間関係でのストレスなどによって、睡眠量や質が低下してきているのが現代の特徴です。頭皮を健康に保ち髪の毛の成長を促すためにはしっかり眠ることも大切な要素の1つ、このサイトでは、発毛と睡眠の関係性とその重要性をご紹介します。生活習慣を改善し、髪の毛が生えやすい体を目指していきましょう。

睡眠時間の確保

髪の成長を促進するためには、まずは十分な睡眠時間を確保することが大切です。人間が1日に必要とされる時間は、平均7〜8時間とされています。人によって体質が異なるため、平均よりも少なくてもいい人もいれば、もっと眠らないと体調不良になってしまう人など様々なので、ご自身の体にとって最適な時間を確保することが大切です。人間の体内は寝ている間に細胞が新しく作られて疲れた心身を修復しており、髪の毛も同様に成長します。

その時に成長ホルモンが分泌されますが、入眠してすぐの30分程度は眠りが浅く、時間が経つにつれて徐々に成長ホルモンの分泌が増えていきます。逆に眠りから覚めていくにつれ眠りが浅くなっていくので、それに合わせて成長ホルモンの分泌は減る傾向にあります。このような働きがあることから、ある程度の時間が確保されていないと成長ホルモンが十分に分泌されないまま目が冷めてしまい、体内の細胞も再生しきれないままとなってしまうのです。人間の体内では日々このようなサイクルが繰り返されていることから、1日のうちに仮眠などを含めて合計7〜8時間眠ることができれいれば問題ないという訳ではないので、夜に続けて眠るというのが大切です。

ゴールデンタイム

眠す時間をしっかりと取ることに加えて、眠りにつくタイミングも大切な要素です。最も良いタイミングとして、ゴールデンタイムという言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。このゴールデンタイムとは22時〜2時頃のことを指し、この時間帯に熟睡していることで髪の毛の成長や頭皮の再生に効果があると言われてています。

人間の身体は絶えず細胞分裂を繰り返しながら形成されていますが、特に眠っている時にはその再生活動が活発になり、その最も高まる時間帯がこのゴールデンタイムです。そのため、始めにお話ししたような睡眠時間がしっかり確保さえできていればどのタイミングで寝てもいいのかというと、そういう訳でもありません。もちろん寝ないよりは寝るに越したことはないのですが、せっかく眠るのであればより効果が見込めるタイミングで寝るのが効率がいいと言えます。

とは言え、普段昼間に仕事をしている人にとって22時前にベッドに入るということは中々難しいのではないでしょうか。残業で帰宅が終電近くになってしまったり、残業でなくてもアフター5の習い事や飲み会などで、あっという間に時間が過ぎてしまいます。もちろん早く帰宅することを心がけて早く寝るに越したことはありませんが、「22時までに寝なければならない!」と焦ることで余計に寝付けなかったり、余暇を楽しむ余裕がなくなり逆にストレスになってしまうのも問題です。心身ともに無理のない程度に意識をすることがポイントです。

ゴールデンタイムを意識することも大切ではあるのですが、もう1つ、いつも同じ時間に寝るようにするのも髪の成長には重要な要素です。毎日眠りに着く時間がバラバラであったり、平日は数時間しか眠れないからと週末には1日中寝てしまうといった生活は、体のリズムを乱してしまいホルモンバランスも崩してしまいかねません。休日であってもなるべくいつもと同じ時間に起きるなど、規則正しい生活を心がけましょう。

睡眠の質を極める

ゴールデンタイムの間に寝る時間を確保できていればそれで完璧かというと、もう1つ足りない要素があります。それが質です。いくら時間を長く取れたとしても眠りが浅かったり眠っている環境が悪いとせっかくの効果も半減してしまいます。

最近は夜中に目が覚めてしまったり、朝起きる時間よりも前に目覚めてしまったりという中途覚醒に悩む方も多いと言われていますが、このような状態の場合、体はしっかり休めていないと言われています。このような中途覚醒が起きてしまう背景には、日々の生活で受けるストレスや、飲み過ぎ、食べ過ぎなども影響しています。人間の体は交感神経と副交感神経の2つがバランスをとって筋肉や血液、体内の器官をコントロールしています。これを自律神経と呼びますが、このバランスが崩れることによって、体のあらゆる機能に不調をきたします。

交感神経は通常起きている時に働く神経で、適度な緊張感によって体を活動的な状態に保ちます。副交感神経は逆に眠っている間など、体がリラックス状態にある時に働く神経です。本来この2つの神経がバランスよく働くのが良いのですが、現代のストレス社会では交感神経の方が多く働いてしまっていると言われています。少しでも眠りの質を極めるためのテクニックをここではご紹介します。実は、質のいい眠りは朝の行動から始まっています。朝目が覚めたらまずは陽の光を浴びることから始めましょう。

光を浴びることで、人間の体内ではメラトニンと呼ばれるホルモンが分泌されますが、このホルモンが眠りを深くする働きがあると言われています。さらに、このメラトニンの働きが高まるのが、光を浴びてから約14時間後と言われているため、朝1番に光を浴びることが重要なのです。

そして、健康的な朝ごはんを取ることもメラトニンの分泌を高めるには大切です。特に大豆製品やヨーグルト、卵やバナナなどにはトリプトファンという必須アミノ酸が多く含まれており、トリプトファンはメラトニンの生成を促す働きがあるため、更なる効果が期待できます。ちなみに、トリプトファンには幸せホルモンとも言われるセロトニンの分泌を促す効果もあり、自律神経のバランスを整えて心身を健康な状態に保ってくれる役割もあります。

そして、夜は寝る1時間前、できれば3時間前には寝るための環境を整えるのが大切です。部屋の明かりを抑えめにし、スマホやテレビなどの光は避けるようにしましょう。特にスマホやパソコンなどのブルーライトは目の筋肉を緊張させ、交感神経の働きを活発にします。緊張状態のままだと寝つきも悪くなりますし、眠り自体も浅くなってしまいます。読書をしたり音楽を聴きながらリラックモードに入るのがおすすめです。寝る前にストレッチやマッサージをすることで全身の血行がよくなり自律神経を整えてリラックスした気持ちで眠りに落ちることができます。

まとめ

しっかりと睡眠を取ることは、眠気や体の疲れを解消するだけでなく、髪の毛の成長も促す大切な習慣です。寝る子は育つ、ということわざは子供だけでなく大人の髪の毛にも言えることわざなのですね。少しくらい寝れなくても何とかなる!と頑張っているうちに、頭皮の奥底では髪の毛予備軍が悲鳴をあげている可能性があります。時間を取れない時でもなるべく質を意識するなど、ご自身に合った睡眠方法を見つけ、髪の毛に優しい生活を心がけていきましょう。