アルコールは発毛に悪影響?その影響力と注意点を解説

頭髪に与えるアルコールの働きは、良いという説と悪いという説の両方があります。実際のところはどうなのか、特にお酒好きの方には気になる情報ではないでしょうか。普段お酒を飲まないという方でも、アルコール成分はお酒だけでなく普段使用しているシャンプーなどにも含まれていることがあります。このサイトでは、お酒が頭皮や髪の毛に与える効果とその理由についてまとめました。薄毛に悩み、日頃からお酒を好んで飲んでいる方や、飲み会が多い方はぜひ豆知識としてご活用ください。

アルコールの影響力

アルコールは、適度な量であれば健康に良いという話を聞いたことがありませんか?「酒は百薬の長」とも言われるほど、昔から多くの人に親しまれてきました。しかし、この言葉とは逆に「されど万病の元」と言われることもあり、摂り方によっては逆の効果を与えかねません。

適度な飲酒は体内の血液循環を高め、心身のストレスの解消に役立ちます。お酒には入眠を促進する効果もあることから、寝る前の少量のお酒が良いとされている場合もあります。

飲酒をした場合、体内に取り入れられた成分が分解されてアセトアルデヒドという物質が作られます。このアセトアルデヒドには、血液中にある栄養素を排出してしまうという働きがあります。そのため頭皮は髪の毛に行き届くべき栄養素が激減してしまい、その結果薄毛を進行させてしまうのです。アセトアルデヒドは毒性が強く、お酒に弱い人や、飲み過ぎた人が頭痛を感じたり、二日酔いになるのはこの働きによるものと言われています。アセトアルデヒドを分解するにはALDH2という酵素があり、人によってこの酵素の働きが弱かったり、働きがない場合もあります。

性別や年齢、体格によっても変わりますし、特にアジア人はこのALDH2を持たない人も多いため、アセトアルデヒドを体内にためてしまう場合があると言われています。お酒は慣れれば強くなるという話も聞くことがありますが、ALDH2がもともとない場合にはいくら飲んでも強くなることはないので、自分の体質を知って、無理をしないことが大切です。

また、アルコールはお酒として飲むだけでなく、育毛剤やシャンプーにも成分が配合されています。殺菌作用があることから、品質維持のためや洗浄力を高めるために使われている場合が多いです。また植物性の製品に多いのですが、植物の成分を抽出したり混合させるためにもアルコールが使われる場合があります。

アルコール分が含まれたシャンプーは、頭皮の皮脂をしっかり落としてくれる反面必要な皮脂までも洗い流してしまい、乾燥やフケの原因になる場合もあります。また、揮発性が高く蒸発するスピードも早いため頭皮の乾燥につながってしまう場合もあります。このようなことから、ご自身の頭皮の状態に適したタイプのシャンプーを選ばないと、せっかく品質が良いとされているシャンプーでも逆効果になってしまう場合があるので、成分を確かめてから購入をしたり、いくつかの商品を比較しながらご自身に合ったシャンプーを選ぶようにしましょう。

アルコールに含まれる糖分

お酒には意外と多くの糖分が含まれています。糖分は脳のエネルギーの元とも言われており、取り入れられたブドウ糖は消化から吸収のスピードが早く、すぐにエネルギーに変換されます。脳は平均的に人体の約2パーセントの重さしかないと言われていますが、エネルギーの消費に関しては、体全体で消費するエネルギーのうち、約20パーセントが脳で消費されるそうです。そのため、程よい糖質は脳にとって大変重要です。

しかし糖質の取りすぎも逆に太る原因になったり、糖尿病などの病気を引き起こす恐れがあるため摂取量には注意をしなければなりません。

もしアルコールを飲む場合は量を制限するだけでなく、なるべく糖分が少ないものを選ぶことがおすすめです。ウイスキーやウォッカなどは蒸留酒のため、糖質が含まれていません。甘いジュースなどで割らない限り、最も糖分を制限できるお酒です。

次に、糖質は含まれているもののその量が少ないものがワインです。ワインの中でも特に赤ワインは少なく、逆にロゼワインは糖質が多いと言われています。特に赤ワインにはビタミンやミネラル、抗菌、抗酸化作用があるポリフェノールが大変多く含まれているため、胃の調子を整えたり、連鎖的に頭皮の健康を促進する効果が期待できます。

逆に、ビールや日本酒には多くの糖質が含まれています。外食で最初の1杯はビール、それから日本酒へスイッチするという方は1度にかなりの糖質を摂ることになるため気をつけなければなりません。お酒が苦手な方でも、カクテルや梅酒なら飲むという場合があると思いますが、甘いカクテルや梅酒は大量の糖分が含まれているため、無理にお酒を飲むよりはお茶やソフトドリンクの方がおすすめです。

とは言え、糖分を気にしてばかりでは飲み会の楽しさも半減してしまいますので、お酒を選ぶ時に少し意識をし、飲み過ぎたと思ったらその週はしばらく休刊するなど、メリハリをつけるのが的策です。

ストレスを溜めない生活

お酒の飲み過ぎが身体に悪いからといって、普段お酒を好んで飲んでいる人にとっていきなり断酒をするのは難しいですし、飲み始めると止められないという人もいるのではないでしょうか。飲みたい気持ちを無理やり抑えようとすることでかえってストレスになることが、頭皮の健康を害してしまいかねません。

人によってお酒に強い人、弱い人といますが、適度な量を飲むことは血液の循環を高めてリラックス効果を生み出します。お酒を飲みすぎてしまう場合の原因をたどると、仕事や人間関係におけるストレスなどの問題もあります。日頃からストレスを溜めないような生活を心がけることで、お酒の飲み過ぎも事前に防ぐことができると言えます。

自宅でもつい晩酌をしてしまいがちという方は、今回ご紹介をしたような糖質の低いお酒を選ぶだけでも違います。また、お酒を飲むのは外食時のみと決めて、家ではリラックス効果のあるハーブティーなどでゆっくりと過ごすのも、普段とは違ったリフレッシュの時間となりおすすめです。

仕事帰りについ1杯、と居酒屋に立ち寄ってしまう方におすすめなのは、居酒屋の代わりのジム通いです。運動が健康に良いのは言うまでもありませんが、運動によって新陳代謝が高まり、血液の流れが良くなることは頭皮の健康にも大切です。日頃運動の習慣がない方にとって自分のモチベーションだけで運動を継続するのは中々ハードルが高いですが、ジムの会員になるためにはそれなりのお金がかかるので、せっかくだから行こうという気持ちにもなりやすいですし、ジムによっては決められた時間にボクシングやヨガなどのプログラムが用意されており、行きたいなという気持ちを高めてくれる良い習慣にもなります。

まとめ

薄毛の改善を目指す人にとって、アルコールの摂取はその飲み方や使い方によって良くも悪くもなり得るものです。その人の体質によって全く飲む必要がない人もいれば、少し取り入れることでリラックスができる人もいます。大酒飲みの人は週に1、2日は休肝日を設けたり、飲むお酒の種類を気にしたりなど注意が必要ですが、ご自身の体調や体質に合った適量を取り入れ、うまくお酒と付き合いながら健康的に髪の毛の発育を目指していきましょう。