発毛には十分な睡眠が必須

睡眠リズムがひとたびくずれると、発毛効果にかぎらず、体のあちこちに不調が生じてしまいます。育毛剤をさんざん試してみても発毛効果が上がらない、という方はまず、毎日の睡眠リズムを見直してみましょう。眠る時間をほんの少し変えてみるだけでも発毛効果の変化を実感できるはずです。睡眠そのものの効果もくわしく解説していきます。

発毛に睡眠が必要な理由

私たちの体は知らず知らずのうちにあらゆるダメージを受け、それを日々修復しながら生命機能を維持しています。修復しきれなかったダメージが「老化」というかたちで蓄積していくことになるのですが、回復率を少しでも上昇させることで全身を健康に保ち、細胞の新陳代謝を活性化させることにつながります。

毛髪が受けるダメージは私たちが思っている以上に大きく、放置しているとやがて修復不可能なレベルに達し、健康な髪が育たなくなる、というトラブルにつながっていきます。睡眠中に分泌される成長ホルモンは大人にとっても欠かせない要素であり、成長ホルモンを効率的に分泌させることによってダメージを修復する時間を長くし、毛髪をより健康に保つ効果があります。

睡眠不足が長くつづくと髪が細くなったりするのは決して気のせいではなく、医学的にも理にかなった現象なのです。

良質な睡眠のために避けるべきこと

睡眠が大切だからといって、ただ同じ時間に眠り、規則正しいリズムを毎日つづけるだけでいいというわけではありません。一般的には夜の10時から翌日の2時までが「眠りのゴールデンタイム」であるとされており、この時間に質の良い眠りをとることによって成長ホルモンをより効率的に分泌させ、毛髪に蓄積したダメージを早いサイクルで回復させることができます。

良質な眠りを確保するためには眠る前の準備が大切で、寝る直前にPCやスマホを操作しない、寝る3時間前までに食事をすませておく、などの注意点を守ることで、眠りの質をさらに高めることにつながります。8時間睡眠が望ましいからといって夜中の2時から9時まで眠るのではなく、ゴールデンタイムとされている10時から2時までの間にきっちりノンレム睡眠を確保することが発毛のためにも理想的であるとされています。

夜勤の場合はどうすれば良い?

人間は、基本的に朝型であると言われています。つまり、早朝に起き出して昼間に活動のピークをむかえ、夕方から夜にかけて少しずつ眠りにむかっていく、というのが理想というわけですが、忙しい現代人にとっては必ずしも、朝型をキープできるとはかぎりません。とくに、介護職、エンジニア、クリエイターなど夜勤の多い職種の場合は、どうしても生活のリズムが狂ってしまい、睡眠のリズムも一定ではなくなります。

発毛のために仕事を変えるわけにもいきませんので、夜勤が多い職種の場合はその職業に合ったサイクルで眠りのリズムをととのえていく必要があります。朝型であっても夜型であっても「毎日一定の時間に眠る」ことがポイントであり、夜勤が終わって帰宅したら必ず6時間は眠る、などのように自分なりに決めておくと体内時計がずれることもなくなります。

まとめ

発毛と睡眠には意外に深い関係があります。眠りのゴールデンタイムとされている夜10時から翌朝2時までの間に熟睡することが基本とされていますが、夜勤が多い職業の場合には必ずしも時間帯にこだわる必要はなく、朝でも昼でも「毎日決まった時間に眠る」ことを徹底するだけでも健康な毛髪が育ちやすくなります。